HPVワクチン接種(子宮頸がん)接種1回目は締切間近です!
*予約はお電話にてお問合せ下さい。
子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種は、来年令和7年(2025年)3月までが無料対象期間です。
キャッチアップ接種の対象者には行政から案内が届いています。
対象者は1997年4月2日から2008年4月1日までの間に生まれた女性(令和6年度に27歳になる学年)現高2の方もキャッチアップ接種対象です。
定期接種は小学校6年生~高校1年生が対象です。
接種は3回で約半年かかります。
無料対象期間を過ぎると約10万円の自費での支払いが必要になります。
*子宮頸がんワクチンは唯一ガンを予防できるワクチンです。
2023年4月から、効果の高い9価ワクチン(シルガード9)が定期接種の適応になり、9割以上子宮頸がんを予防できるようになりました。
*子宮頸がんは年間約1万人以上罹患し、約3000人が亡くなる病気です。
ワクチン接種後も子宮頸がん検診は必要ですが、感染による異形成などの前がん病変になると、生検などの検査の繰り返し、治療が必要になります。検診を受けていても、進行の速い子宮頸がんもあります。ワクチン接種で感染を予防することが大事です。
*子宮頸がんワクチン接種に関係する可能性があると検討されていた接種後の副反応(手足の痛み、歩けない、痙攣、不随意運動、などの24個の症状)については、大規模な名古屋スタディにより、接種している人と接種していない人で有意差はなかったと報告され、子宮頸がんワクチンの定期接種は2022年4月から再開されています。(接種後に機能性身体症状を報告して現在未回復の方は被接種者の0.005%と報告されています。)
無料期間終了間近です。接種ご検討下さい。当日は接種券と母子手帳ご持参ください。
以下をご参照ください。
↓神戸市キャッチアップ案内(お手元に接種券がない対象者の方はこちらから再発行依頼できます)
https://www.city.kobe.lg.jp/a00685/kenko/health/infection/vaccination/hpv/catchup.html
↓神戸市シルガード9案内
https://www.city.kobe.lg.jp/a00685/kenko/health/infection/vaccination/hpv/9.html
↓厚労省HPVワクチン Q&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_qa.html#Q2-15
↓日本のHPVワクチン安全性報告(MSD 医薬品メーカー) 副反応について
https://www.msdconnect.jp/products/gardasil-silgard9/column/hpvv-safty/